ブランド メスウナギ
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やわらかく、脂がのり肉厚 ~ 広がる販売
理由は、わかってないのですが、養殖はなぜか9割がオスになるため、ウナギ市場に出回っているのはオスが大半です。
一方、メスは、オスに比べて脂がのり、肉厚で柔らかいので、メスを育てる技術が確立され、2025年は小売り大手イオンも販売に乗り出し、生産地も増え、ブランド化も進んでいます。
イオンは2025年、初めて養殖のメスウナギの取り扱いを決め、「トップバリュ 愛知県三河一色産 うなぎ蒲焼 うなくい~ん」を店頭販売します。
コンビニ大手ローソンも2025年から、商品名「極みの逸品 三河一色産 うなぎ蒲焼重」で養殖のメスウナギを販売します。北海道から沖縄まで、全国から予約が入っていて、売れ行きは好調です。
東京都内のうなぎ店やホテルニューオータニ (東京)でも、数量や期間を限定して売リ出しています。
メス育てる技術確立 特許も
国内で流通するウナギの99%以上は養殖です。
しかし、完全養殖はコストの面でまだ高く商用化されてなく、天然の稚魚「シラスウナギ」を捕って養殖場で育てています。
ウナギの性別は生後2~3ヵ月で決まるのですが、養殖で育てると9割以上がオスになります。
その理由は、前述のようにはっきりしていません。
オスの場合、大きく育てると身が硬くなるため一匹200~250グラムで出荷されるのが主流で、まれに交じるメスは、身や皮がやわらかことは知られていました。
そして、養殖技術の向上で、メスウナギが広がっています。
愛知県水産試験場が2018年度から共立製薬(東京)などと共同研究を開始、大豆イソフラボンを含むエサを一定期間与えることでメスを生産するを確立し、2021年に特許を取りました。
この方式の養殖ですとメスウナギの生産が増えるだけでなく、400グラム以上と大きく育ててもおいしく食べられます。
専門企業の調査でも身に厚みがあることや、うまみ成分が多いといった結果も出ました。
この技術で養殖に取り組む業者は各地に広がり、ブランド化も進んでいます。
- 「葵うなぎ」;愛知県が2024年に330グラム以上のメスウナギに命名してブランド化。
- 「でしこ」 ;静岡県浜松市の浜名湖養魚漁業協同組合がメスウナギに命名してブランド化。
鹿児島や宮崎、熊本県でもメスウナギを養殖する取り組みが始まっています。
メスウナギを食べるメリット・デメリット
メリット
- 脂がのり大きく肉厚でオスより美味しい。
- メスウナギ一匹から取れる肉の量が増えるため、長期的に減少傾向が続くシラスウギの資源保護にも一役買う。
デメリット
- オスに比べて養殖期間が長いので光熱費や、高価な大豆イソフラボンといったエサ代もかかる。
それでも、美味しいうなぎを更に美味しく食べられることが消費者に喜ばれることでしょう。
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